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トラック式キャリア |
トラッククレーンやオールテレーンクレーンの下部走行体は、トラック式キャリアと呼ばれ、上部旋回体を架装するための旋回サークルやアウトリガ等が装備されています。つり上げ荷重が10t以下のものは、トラックのシャーシをサブフレームで補強したものを使用し、それ以外は専用のシャーシが用いられています。
小型のトラッククレーンは、下部走行体の原動機を走行とクレーン作業の動力に使用し、大型機は下部走行体及び上部旋回体に走行用とクレーン作業用の原動機がそれぞれ搭載されています。トラック式キャリアは、上部旋回体の質量に応じて前輪を1軸〜3軸、後輪を1軸〜4軸にしたものがありますが、中には8軸を超えるものもあります。 |
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ホイール式キャリア |
| ホイールクレーンの下部走行体には、専用のシャーシが用いられています。多くはアウトリガが装備されていますが、装備されていないものはタイヤの外側に鉄輪を取付け、クレーン作業時に鉄輪が接地してクレーンの安定性を増す構造です。ホイールクレーンは、一般に前輪駆動、後輪操向の機構で、走行体に設けられた原動機を走行とクレーン作業用の動力に使用しています。ホイールクレーンの一種であるラフテレーンクレーンは、アウトリガを装備し、走行は2軸4輪駆動式で、前2輪操向、後2輪操向、4輪操向、かに操向の4種類の操向モードを有し、狭あいな場所での機動性に優れています。 |
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クローラ式キャリア |
クローラクレーンの下部走行体は、トラック式やホイール式の移動式クレーンとは構造や動力の伝達方式が異なります。クローラクレーンは、走行フレーム前部に遊動輪、後部に起動輪を配してクローラベルトを巻き、
起動輪を動力で駆動させる後輪駆動方式で、 走行フレームの下部ローラがクローラの上を転がって前
進します。
クローラは、鋳鋼又は鍛鋼製のシューをエンドレス状につなぎ合せたもので、シューをリンクにボルトで取付ける組立式と、シューをリンクにピンでつなぎ合せる一体式があり、小型のクローラクレーンには道路の舗装を傷めないようにゴム製のクローラを採用しているものがあります。
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| クローラのシューには、幅の狭いものや広いものがあり、 シューを取替えることで接地圧を変えることがでます。左右のクローラの中心距離をクローラ中心距離といい、この距離が大きいほど左右の安定度が増すため、油圧シリンダによって左右の走行フレームを押出してクローラ中心距離を大きくできる拡幅式があります。また、クローラの前後方向の安定性を増すために、起動輪と遊動輪の距離を広げてクローラの接地距離を標準よりも長くした形式があります。 |
| 平均接地圧(KN/m2)= |
全装備質量(t)×9.8 |
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| 総接地面積(m2) |
| 総接地面積(クローラ接地面積)=クローラ接地距離×クローラシュー幅×2 |
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鉄道クレーン用台車 |
| 鉄道クレーンの下部走行体は、 レールの上を走行するための車輪を装備しています。一般に走行用原動機を有し、高速で自走することが可能で、クレーン使用時はレールクランプやアウトリガで安定度を増すことができます。 |
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浮きクレーン用台船 |
| 浮きクレーンの下部走行体には、 搭載されるクレーンの能力に適合した浮力を持つ箱型の台船 (ポンツーン)が用いられています。クレーンの能力に適合した浮力は、静寂な水面で定格荷重に相当する荷重をつった状態で、
転倒端の乾舷が0.3m以上でなければならないと定められています。 |
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