| 1. |
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リリーフ弁 (安全弁) |
| リリーフ弁は、油圧が設定以上の圧力に上昇しないように制御する弁で、油圧回路を保護しています。移動式クレーンの油圧回路には、必ずリリーフ弁が使用されています。 |
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設定圧は、弁に取付けられている調整ねじでスプールを押付けているスプリングの力を調整しています。
油圧が設定圧又はそれ以下の時にはスプリングで押付けられているスプールが弁の入口からタンク側への油路を閉じています。油圧が設定圧を超えると、スプリングの力よりも強い油圧の力によってスプールが押し上げられて弁の入口からタンク側への油路が開き、
圧油の一部がタンクへ流れて圧力が過度に上昇するのを防ぎます。 |
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| 2. |
減圧弁 |
| 油圧回路の油圧より低い油圧を使用する必要がある場合には、減圧弁を用いて減圧しています。移動式クレーンでは、巻上ウインチのクラッチ回路に使用されています。 |
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スプールは、スプリングの力で下方に押付けられ、一次側(高圧側)の圧油は減圧されて二次側に常時流れ、 その一部はスプール孔を通って圧力調整のニードル弁に作用しています。
二次側の圧力が設定圧を超えようとすると、 ニードル弁が押されてドレン口から圧油がタンクへ流れます。その結果、スプールは上に押し上げられ、二次側出口の開きを小さくして減圧が行われます。これにより、一次側回路の圧力が変化しても、
減圧出口である二次側は一定の圧力を得られ、一次側の圧力が設定圧力よりも低い場合は二次側からの逆流を防ぐことができます。 |
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| 3. |
シーケンス弁 |
| シーケンスとは、あらかじめ定められた順序に従って各段階ごとに制御するという意味があります。シーケンス弁は、別々に作動する2つの油圧シリンダの一方の作動が終了した時、もう一方の油圧シリンダを作動させる場合に用いられます。移動式クレーンでは、ジブの伸縮回路で作動順序を制御するために使用されています。 |
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一次側の油圧が設定圧又はそれ以下の時には、スプールが押し下げられた状態で二次側への油路を閉じています。一次側の油圧が設定圧を超えるとスプールが上に押し上げられて二次側の出口が開きます。 |
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| 4. |
カウンタバランス弁 |
| カウンタバランス弁は、一方向の流れに設定した背圧(流量制限)を与え、逆方向の流れを自由に流れさせる弁で、降下速度を一定に保つために用いられています。移動式クレーンでは、ジブの起伏、伸縮、巻上げ等の回路に使用され、
下げ方向への操作を行う時に自重や荷重によってジブが急降下しないようにするために用いられています。 |
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ジブ起伏シリンダが下降する場合、 起伏シリンダに掛かる荷重が大きいと下降速度の制御ができなくなります。 カウンタバランス弁の一次側をシリンダの油の戻り側につないで戻り油圧を与え、スプールの押上量を加減することにより、二次側出口への油量を制御し、シリンダの下降速度を一定に保ちます。シリンダを上昇させる時は、圧油は逆止め弁を通って流れます。なお、カウンタバランス弁には、パイロット圧を外部から取り、遠隔操作のできる構造のものがあります。 |
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| 5. |
アンロード弁 |
| アンロード弁は、アキュムレータと併用して用いられることが多く、回路の油圧が規定圧力に達した時、ポンプを無負荷運転 (アンロード)させるために弁が作動し、
圧力を低下させずにポンプの吐出す流量をそのままタンクに戻します。 |
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| パイロットポペットが閉じている時のパイロットピストンは、P1=P2又はP3<P2であるためパイロットポペットから離れていますが、P2がリリーフ弁の設定圧力まで上昇するとピストンが上方に移動し、シートが開いて圧力ポートとタンクポートが通じます。 これによりP1又はP2が圧力降下し、逆止め弁が閉じると共にパイロットピストンがパイロットポペットを押し上げます。回路圧力が設定圧力の約80%まで低下するとパイロットポペットが閉じ、
ポンプが負荷運転をして圧油が自動的にアキュムレータに送り込まれます。 |