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図式による重心の求め方 |
簡単な形状の物体や、その組合せである物体は、物体を分割してそれぞれの重心を求め、その合力で物体全体の重心を求めることができます。
図のような形状の物体は、AとBの2つに分け、それぞれの対角線の交点によって重心G1、G2を求めます。 次にAの重心G1から任意の直線G1、Dを引き、更にG1、D上で質量比を逆にした点Cを求めます。 続いて点CからD、G2に平行な直線C、Gを引いてG1、G2と交わる交点を求めることで、形状の異なる物体の重心Gを求めることができます。 |
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数式による重心の求め方 |
| 図式によって重心を求めることができる物体は、数式によっても重心を求めることができます。図のような物体は、AとBに分け、それぞれの対角線の交点によって重心G1とG2を求めます。Aの質量をW1、Bの質量をW2とすると、Aの重心G1から物体の重心Gまでのaの長さ及びBの重心G2から物体の重心Gまでのbの長さは、平行力のつり合いによって次の式で求めることができます。 |
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| W1×a=W2×b |
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W2×b=W1×a |
| W1×a=W2×(L−a) |
W2×b=W1×(L−b) |
| W1×a=W2×L−W2×a |
W2×b=W1×L−W1×b |
| W1×a+W2×a=W2×L |
W2×b+W1×b=W1×L |
| (W1+W2)×a=W2×L |
(W1+W2)×b=W1×L |
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| 【計算例】 |
| 図のような物体のAの質量が20kg、Bの質量が70kg、AとBの重心間の長さが90cmの場合の物体の重心GからG2までの長さ(X)の求め方。 |
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目安による重心の求め方 |
物体を1点でつった時、その鉛直線は必ず物体の重心を通ります。物体の互いに異なる任意の箇所をつり、 その作用線の交点を求めると物体の重心を求めることができます。クレーン作業において、重心位置が図Aのように偏っている状態で荷をつり上げると、つり荷は図Bのように傾きます。 これはF1とF2がつり合おう
としてズレを修正するために起きるもので、 この傾いた状態でF1とF2はつり合っています。 |
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| 傾いた状態で荷をつった場合、左右のワイヤロープに作用する張力が異なるため、一方の玉掛用ワイヤロープに大きな負荷が掛かります。荷の傾きは、ワイヤロープの滑りや荷の落下の原因になるため、クレーン等を用いて荷をつり上げる時は、荷の重心の真上にフックを移動させ、
つり荷を水平につらなければなりません。玉掛作業では、次の手順に従って玉掛けを行うことが大切です。 |
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| 1. |
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目安で荷の重心位置を定めて玉掛けを行います。
(同じ長さのワイヤロープを使用し、AとBの間隔を同じにします。) |
| 2. |
荷を少しつり上げ、つり荷の状態を確認します。 |
| 3. |
つり荷が傾く場合は、一旦、つり荷を下ろし、荷の下がっていた方向にフック及び玉掛用ワイヤロープをずらします。 |
| 4. |
再度、荷をつり上げて状態を確認します。 |
| 5. |
つり荷が安定しない場合は、水平になるまでこの手順を繰り返します。 |
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| 形 状 |
重心の求め方 |
重心位置 |
| 平面形 |
三角形 |
3中線の交点又は中央の底辺から1/3の高さ |
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| 平行四辺形 |
対角線の交点 |
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| 台形 |
台形を2つの三角形に分け、その重心を結ぶ直線とAD、BCの中点を結ぶ直線MNの交点 |
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| 半円筒形 |
半円筒形は、物体の外側に重心が位置する。半円筒形を小さく分割し、分割したそれぞれの重心の合力により重心位置を求めると、右の図のような位置になる。 |
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| 立体形 |
立方体 |
2つの面の重心位置を結ぶ直線の1/2の距離 |
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| 円錐 |
底面の重心軸から1/4の高さ |
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| 四角錐 |
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基本形の重心位置
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