デリックの用語
 デリックの定義と種類
 デリックの構造部分
 デリックの作動装置
 特定機械と製造許可
 デリックの設置
 デリックの性能検査
 変更届と変更検査
 デリックの休止と廃止
 デリックの使用の制限
 使用禁止の玉掛用具
 デリックの合図
 デリックの自主検査
 デリックの免許等
デリックの休止
 つり上げ荷重が2t以上のデリックを設置している者がデリックの使用を休止しようとする場合において、 その休止しようとする機関が検査証の有効期間を経過した後に渡る時はデリック検査証の有効期間中にその旨を所轄労働基準監督署長に報告しなければなりません。 ただし、認定を受けた事業者については、この限りではありません。
使用の再開
 休止しているつり上げ荷重が2t以上のデリックを再び使用する者は、休止しているデリックについて所轄労働基準監督署長の検査を受けなければなりません。使用再開検査を受けようとする者は、デリック使用再開検査申請書を所轄労働基準監督署長に提出しなければなりません。 なお、使用再開検査は登録性能検査機関が行うものではありません。
使用再開検査
使用再開検査には、落成検査の規定が準用されます。
荷重試験
 デリックに定格荷重の1.25倍相当する荷重 ( 定格荷重が200tを超える場合は、定格荷重に50tを加える)の荷をつって、つり上げ、旋回、ブームの起伏の作動を行うものとします。
使用再開検査を受ける場合の措置
 使用再開検査を受ける場合の措置には、落成検査を受ける場合の措置が準用されます。使用再開検査を受ける者は、検査を受けるデリックについて、荷重試験のための荷及び玉掛用具を準備しなければなりません。また、使用再開検査を受ける者は検査に立ち会わなければならなりません。なお、所轄労働基準監督署長が使用再開検査に必要があると認める時は、 検査を受ける者に次の事項を命じることができます。
1. 安全装置を分解すること
2. 塗装の一部を剥がすこと
3. リベットを抜き出し又は部材の一部に穴を開けること
4. ワイヤロープの一部を切断すること
5. 検査のために必要と認められるその他の事項
検査証の裏書
 所轄労働基準監督署長は、使用再開検査に合格したデリックについて、デリック検査証に検査期日及び検査結果について裏書を行います。
デリックの廃止
 つり上げ荷重が2t以上のデリック を設置している者が、その使用を廃止した時、又はデリックのつり上げ荷重を2t未満に変更した時は、その者は、遅滞なく、デリック検査証を所轄労働基準監督署長に返還しなければなりません。 なお、つり上げ荷重の変更は変更届に基づいた場合のみ可能となります。