玉掛けとは、ワイヤロープ等のつり具を用いて荷をクレーン等のフックに掛け、つり荷を所定の位置に運搬する一連の作業です。一見誰にでもできそうに思えますが、一歩誤ると重大事故につながる非常に重要な仕事です。
つり上げ荷重が1t以上のクレーン、デリック、移動式クレーンの玉掛けの業務は、玉掛技能講習を修了した者でなければ就くことができません。 ただし、つり上げ荷重が1t未満のクレーン、デリック、移動式クレーンの玉掛けの業務には、「玉掛けの業務に係る特別の教育」を受けた者であれば就くことがでます。玉掛けは、つり荷の質量ではなく、使用するクレーン等のつり上げ荷重によって就くことのできる資格が定められています。なお、玉掛技能講習の修了者には、つり上げ荷重の制限はありません。
つり上げ荷重 | 玉掛の業務に係わる 特別の教育の修了者 |
玉掛技能講習の修了者 |
1t未満 | ○ | ○ |
1t以上 | × | ○ |
玉掛技能講習は、各都道府県の日本クレーン協会支部、労働基準協会、教習所等で講習が行われています。講習期間は3日間で、講習料は15000〜29000円程度です。
受講申込書に必要事項を記入し、添付書類を同封して送付又は持参してください。
● 提出書類等
受講申込書
写真2枚 (30mm × 24mm )
返信用封筒(受講者の宛名明記 / 会社申込の場合は会社宛名明記 )
添付書類 ( 受講科目の一部免除対象者は資格証のコピー )